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既にご承知の通り、多くのネット等で、今回の法案上程が難しい旨、色々と報じられています。この法案が議員立法である以上、議連メンバーの属する各政党の了承が必要で、実際、公明・民主からは早々に了承が得られたわけですが、自民党内並びに医師の団体等の意見調整が色々難しかったようです。
ちなみに、
日精協、日精診、精神神経学会・・・反対
日医・・・拙速は避けるべき
日本病院地域精神医学会、全国自治体病院協議会精神科特別部会・・・一応賛成
とのことのようです(詳細は各団体のHP等ご参照)。
また、心理関係の団体からは法案には賛成するものの、受験資格や経過措置等について、色々意見や申し入れがあったようです。
いずれにせよ、こうした状況では上程のための次のステップ(即ち、与党の政策責任者会議)にあげていくこと自体難しく、加えて郵政民営化問題が政権を揺るがしかねない状況に至り、政党間で様々な動きが生じてきております。このため、厚労関係の法案を含め、内閣法の成立も微妙になってきているものもあり、ましてや議員立法を扱うこと自体、日程的にもいよいよ厳しくなった面があります。
現在、関係議員間等で様々なやりとりがなされておりますが、またわかり次第お知らせいたします。