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既に新聞等でご承知のことと存じますが、4月19日、午後4時から5時、東京永田町の憲政記念館におきまして、当会関連の議連(正式には「臨床心理職の国家資格化を通じ国民の心のケアの充実を目指す議員懇談会」)がスタートいたしました。そして、会長に中山太郎先生、幹事長に河村建夫先生、事務局長に岸田文雄先生がご就任されました。また、当日付での議連メンバーは66名で、その中の半数近い先生方が、大変お忙しい中、ご出席くださいました。同時に議員の代理として大勢の秘書の方々、さらには私ども臨床心理士関係の役員(約40名余)等も参集いたしました。
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会では岸田先生の司会により、まず河村先生のご挨拶から始まり、河合会長や乾統括副会長による御礼ならびに臨床心理士についての説明がなされました。そして、衆議院法制局による「臨床心理士法案(仮称)骨子(案)」が説明された後、30分近く質疑応答がなされました。内容としては、医療心理師との関係や一本化の可能性、また医師との関係等をめぐる発言が多く出されました。私どもといたしましても、この数ヶ月のプロセスを総括する会となり、喜びと新たなる決意を抱く大変密度の濃い1時間となりました。今後はこの議連を中心に様々な協議がなされるわけですが、より良い国家資格制度の創設に向けて、さらなる努力が必要になってまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
追記:<毎日新聞の記事をめぐって>
去る4月16日付の毎日新聞朝刊で「指定大学院を廃止し・・・」といった文言がありました。国家資格となれば、様々な動きも生じることとなりましょうが、「廃止」との記載は明らかなミスであり、当会としましても即日抗議と訂正の依頼を致しました。
臨床心理職の国家資格に向けて
臨床心理職の国家資格の創設に関する請願活動について
臨床心理職の国家資格創設に関する請願