一般社団法人 日本臨床心理士会
09.行動療法
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行動療法
行動療法では、クライアントが現在抱えている行動上の問題(たとえば、恐怖症、習癖など)に焦点を当て、それらの問題は、「その場面に対して、何らかの原因で、不適切な反応(感情や行動)を結びつけ、それが習慣化してしまったこと」によるか、「その場面に対して、適切な反応(感情や行動)をまだ習得していないこと」によって起きていると考えます。

行動療法では、クライアント(または保護者等)とセラピストが共同して行動面での治療目標を立て、さまざまな技法を用いて不適切な反応を修正します。たとえば、楽しい雰囲気の中で、スモールステップで、徐々に恐怖対象に近づき、慣れるようにさせたり、賞賛やごほうび等を用いて、新しく適切な反応(感情や行動)を習得させます。

行動療法には、言葉が使用できない発達段階にある乳幼児や障害児者から、通常の発達過程にあるあらゆる年齢層のクライアントを対象にできるメリットがあります。
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