![]() TOP > 臨床心理士の面接療法 > 08.催眠療法・イメージ療法
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![]() この「催眠現象」を心理援助で積極的に利用するのが「催眠療法」あるいは「臨床催眠法」です。実際に「催眠」を適切に利用すると、こころのもつれを解いたり、行動の型を修正することが可能であるといわれています。 また催眠中は、来談者が自分自身のこころの中の世界に没入することによって、想像(イメージ)力が活発になる傾向があります。この特徴を最大限に利用した心理療法が「イメージ療法」です。イメージによって、来談者自身でさえも気づいていないような、こころの働きを実にうまく表現することができ、さらに来談者にとっていきいきとした体験が得られやすいという特徴があります。 日々の生活において「外界の現実」に偏りがちになる時に、イメージのような「内界の現実」を取り入れることによって、「人のこころを癒す力」が発揮されるといわれています。 ![]() |