一般社団法人 日本臨床心理士会
05.来談者中心療法
TOP > 臨床心理士の面接療法 > 05.来談者中心療法
来談者中心療法
来談者中心療法(クライアント中心療法)は、1940年代に米国の臨床心理学者カール・ロジャースが創始しました。
当初は「非指示的療法」、近年では「パーソンセンタード・アプローチ」とも呼ばれます。日本には1940年代より導入されました。

この療法の基本的な考えは、「来談者の話をよく傾聴し、来談者自身がどのように感じ、どのように生きつつあるかに真剣に取り組んでいきさえすれば、別にカウンセラーの賢明さや知識を振り回したり、押しつけたりしなくても、来談者自らが気づき、成長していくことができる」ということです。

人間は、成長・自律・独立等に向かう「実現傾向」を持つと考えます。カウンセラーは、自らの体験・意識・表現が一致していること、来談者に無条件の肯定的な関心を持つこと、共感的に理解することを大事にします。

ナチュラルな漢方薬的な療法と言えるでしょう。
臨床心理士の面接療法TOPへ戻る
▲上へ
■臨床心理士とは
■臨床心理士の面接療法
■臨床心理士に出会うにはTOP
■サイトマップ

Copyright(C) Japanese Society Of Certified Clinical Psychologists All Rights Reserved.