![]() TOP > 臨床心理士の面接療法 > 11.EMDR
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![]() トラウマについて、映像、否定的な自己評価、置き換わるべき肯定的な自己評価、その妥当性、映像と否定的な自己評価に焦点を当てた際の感情、その強さ、身体感覚を同定します。これらを意識しながら、25往復程度の素早くリズミカルな眼球運動(もしくは両側性の刺激)を導きます。 報告されたクライアントの気づきに焦点を当てて次の刺激を加えるという形で、自然な連想の流れが十分に肯定的な連想の終わりにいたるまで続けます。 EMDRによって、否定的な題材が脳内にもともと貯蔵されている肯定的なネットワークと連結がなされることで、自身のより肯定的で機能している部分を使える状態となるのです。 ![]() |